ウズベコフ クアニシュ
7月11日の新篠津への研修旅行は素晴らしい体験でした。この素敵な村での生活がどのようなものか、また地元の農業についても詳しく知ることができ、本当に興味深いものでした。実地での活動、洞察に満ちた講義、地元コミュニティとの思い出に残る交流など、充実した一日を過ごすことができました。
最初の目的地は新篠津ファーマーズ・マーケットで、ここは、商品の販売に関する実践的な経験を積むために最適な場所でした。毎朝、村の農家が収穫したばかりの野菜を持ち寄り、市場は本当に賑わっていました。幸運なことに、私たちは早い時間からその場にいて、様々な野菜や果物を並べ、陳列する手伝いをすることができました。店内は新鮮な食材の香りに包まれ、ひとつひとつの商品にこだわりと努力が感じられました。
新篠津ファームマーケットで講義時間
講義では、マーケットの創設者が、新鮮で安全、栄養価の高い食品を提供することへのこだわりを語ってくれました。創業者によると、新篠津は常に農業と土壌改良に力を入れており、最高品質の農産物を供給できるということです。また、スーパーでは見かけないような珍しい野菜が見つかるかもしれないと述べ、地元の人にも観光客にも最適な買い物スポットとなっています。この市場は村人だけでなく、キャンプ客や温泉客、旅行者にも利用されています。この多様な顧客層は、地元の農家が製品を直接販売し、市場から利益を得ることができることを意味しています。このマーケットが地元経済やコミュニティにとっていかに重要であるかを知ることができました。
ファームマーケット商品への協力
日本の多くの小さな町がそうであるように、新篠津も過疎化の問題に直面しています。私は将来が気になり、市場のオーナーに新篠津のビジョンを聞いてみました。彼は将来について楽観的で、村は繁栄し、日本の同じような地方も活性化できると考えていました。また、地方の風景に興味を持つ観光客が増えており、地域経済の活性化につながるとも述べていました。オーナーはとても親切で、暑い日に冷たいソーダ水まで出してくれました。新篠津の人たちがいかに温かく親切であるかがよくわかりました。田んぼや野菜畑の景色は素晴らしく、この村の農業の美しさを物語っていました。
次に訪れた米林農園では、農園の人気商品について話を聞きました。私たちは、日本のソバについて、またそれが中央アジアで栽培されているものとどう違うのかという興味深い事実を学びました。この比較は、地域によって農業のやり方や品種が異なることを示しています。私たちはまた、腕まくりをして雑草を取り除く作業も手伝いました。それは難しく、やりがいのあることでした。植物を見分け、有害な雑草と区別することは重要であり、私たちの努力は農場維持と農業維持の理解向上に役立ちました。
NIPCAの学生たち – 準備万端!
伝統的な餅つきを体験できたことは、この訪問の最高の思い出のひとつです。農園主の米林さんは、伝統的なお正月のお雑煮の作り方を教えてくれました。とても楽しく、日本料理の伝統に対する理解も深まりました。米林さんは、いつか中央アジア、特にカザフスタンを訪れたいという夢を語ってくれました。私たちは彼の幸運を祈るとともに、彼に歓迎の意を表しました。
餅つきのひと時
私たちの新篠津への研修旅行は、学習、実践的な体験、文化の浸透がうまく組み合わされたものでした。活気あるファーマーズ・マーケットからのどかな米林農園まで、農業の実践や農村が直面する課題、そしてその復興への希望について、多くの貴重な洞察を得ることができました。私たちが出会った人々の優しさとおもてなしは大変印象に残り、新篠津への訪問は本当に思い出に残る経験となりました。