カザフスタン語学研修レポート

生物学類 2 年  渡部孝紀

チャリンキャニオンとタンバルタス遺跡への道中では、バスの中からステップが見放題。日本ではまず見ることのできない景色である。馬や羊の集団を見かけることもしばしばありました。写真は 2 月に撮影したので、まだ地面に雪が残っていました。

ステップの風景

ヴォズネセンスキー正教会は 1904 年~1907 年に建設された 1)木造のロシア正教会である。研修中、授業終わりにバス、地下鉄等を使って比較的楽に足を運ぶことができる。その立地と見た目も相まって、最もダイレクトにカザフスタンにおけるロシア文化を感じられる場所ではないかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴォズネセンスキー正教会の外装と内装

麺の上に馬肉を乗せた伝統料理です。人の集まりで食されることが多いようです。実際私も、3 月 8 日の祝日(国際婦人デー)にホストファミリーの親戚方と一緒にベシュバルマクをいただきました。レストランのメニューでも、複数人分を想定しているものしか私は見かけませんでした。麺の感触は、幅を広げたきし麺といった具合で す。香辛料の風味はしませんでした。馬肉の旨味と塩味で麺が進んで美味しいです。

ベシュバルマク

ヴォズネセンスキー正教会から徒歩 10~15 分の場所に位置するモスク。金曜日には、モスクの外にも礼拝する人が見られる(写真)。教会と近距離にあるので、同じ日に二つを見物すれば、カザフスタンの文化的多様性をより一層感じることができるかもしれない。

中央モスク

余談ではありますが、礼拝している方角を GPS で確認してみたところ、本当にメッカの方角を向いていました。遠く離れていようとも、全世界で一斉にメッカへ向けた礼拝が行われているという事実を実感でき、個人的に感動を覚えた。