2025年4月17日(木)、下記3つの海外研修、留学に参加した学生による合同帰国報告会が開催されました。

①海外プロジェクト研修(カザフスタン)
期間:2025年2月23日(日)〜3月22日(日)(28日間)
研修地:アルファラビ・カザフ国立大学

②海外医療視察研修(カザフスタン)
期間:2025年3月11日(火)~22日(木)(12日間)
研修地:アルファラビ・カザフ国立大学、ナザルバエフ大学、他

③海外インターンシップ(キルギス/タジキスタン)
・キルギス……期間:2月23日(日)~3月24日(月)(30日間)
研修地:キルギス日本センター
・タジキスタン……期間:2月5日(水)~2月28日(金)(24日間)
研修地:JICAタジキスタン事務所

まずはじめに、海外プロジェクト研修の参加者8名が、2グループに分かれてプレゼンを行いました。プレゼンでは、研修を通じた成長に加え、カザフスタンのお茶文化、カスピ海沿岸の街アクタウ、言葉、民族、風景、煙草を通した交流、芸術の身近さ、行事や祝日を大切にする文化などが語られました。

つぎに、海外医療視察研修の参加者8名が、アスタナ編とアルマトイ編の2グループに分かれてプレゼンを行いました。また、今春卒業した参加者からもビデオでの報告が寄せられました。アスタナ編では、アスタナの基本情報に加え、アスタナ医科大学附属小児リハビリテーションセンターやナザルバエフ大学とその解剖学教室、シミュレーションセンターを中心に、各研修施設の特徴や、研修での成果について報告がありました。アルマトイ編では、アルマトイの文化体験に加え、アスフェンディヤロフ・カザフ国立医科大学とそのシミュレーションセンター、アスフェンディヤロフ・カザフ国立医科大学とその付属看護学校を中心に、研修の様子や成果について語られました。

さらに、キルギスおよびタジキスタンでインターンシップに参加した学生各1名がプレゼンを行いました。キルギスでインターンを行った学生からは、キルギス日本センター(KRJC)のビジネス部門で、日本の暖房設備をキルギスに導入するための調査に携わった経験について、タジキスタンでインターンを行った学生からは、JICAタジキスタン事務所で広報業務を担当した体験について報告がありました。

今回の帰国報告会では、現地へ赴いて体験することでしか得られない知見や、語学学習へのモチベーションの高まりなどが語られ、参加者それぞれが研修前後の成長を実感する機会となりました。会場には今後の海外研修参加に関心を寄せる多くの学生が集まり、活発な質疑応答も行われました。