サマトヴァ・ノディラ
奥芝さんの講義は、繊密な栽培方法に重点を置いた農業の複雑さとその魅力を教えてくれた、非常に興味深いものでした。
まず始めに地元のメロンの試食をさせてもらい、その甘さに感動しました。
その後、地域の農業組合が担う役割について説いてくれました。農業組合は、地元の農家に農産物の収穫高報酬を提供する上で、極めて重要な役割を担っています。また大通り沿いに戦略的な販売スポット(道の駅)を設置することで、農産物の展示、直接販売ができるプラットフォームを提供しています。特に、果物、野菜、穀物の栽培において、生態系に配慮した方法を採用するという方針で、持続可能な農業への献身を強調しています。
奥芝さんはさらに、ファーム・コンソーシアム(農業の共同事業)に積極的に参加することで得られる様々なメリットについて詳しく説明してくれました。この共同事業は、単に個々の農家の収穫高を上げるだけではなく、地域の経済発展に総合的に貢献しています。この協力的な相乗効果は、ファーム・コンソーシアムの特徴である相互支援と成功の共有を強調しています。
その他、私達はこの地域の農業を彩るたくさんの農産物を紹介してもらいました。その一つとして紹介してくれたのは、地元で栽培されている17品種のジャガイモです。この多種多様な品種の提供から見ても、この地域の農業における誠意を感じることができました。
奥芝さんの講義は教訓的な説明だけでなく、双方向コミュニケーションを育むもので、私達は積極的に講義に参加し、談話に深みを与えるような質問を投げかけました。奥芝さんの洞察に満ちた回答は、談話をさらに豊かにし、講義全体の深みを増したものになりました。
私は、奥芝さんのエネルギーと情熱に強く感銘を受け、今後地域の農業組合にとってさらにプラスになるようなことをしてくれると信じています。