令和2年11月6日(金)、筑波大学「日本財団中央アジア・日本人材育成プロジェクト」(NipCA)は、本学図書館情報メディア系准教授で、デジタルネイチャー開発研究センターセンター長を務められている落合陽一先生を講師に招き、「筑波大学 新入生に送る特別講演会 第2回」をZoom Meetingで開催いたしました。
本講演は、グローバル・コモンズ機構、グローバルコミュニケーション教育センター、スーパーグローバル大学(SGU)事業推進室との共催、

学生部と国際室の協力によって実現しました。

今回の講演には、256名というかつてなかった数の聴講者が、自宅やコロナ対策をした学内会場から講義を視聴しました。この講演会は、学生のみならず、令和2年度SDセミナーとして教職員にも参加の機会が提供されました。

講演会ではチャット欄で聴講者の反応を拾いながら、落合先生自身の経験を交えつつ、新入生に向けて多方面に及ぶお話をしていただきました。
「明日の世界を読み、考え、挑む」という題目で、ウィズコロナからポストコロナの社会に移行していく中でどのような変化が起こるのかということ、物事の考え方について学生たちが大学でより学びを深められるよう、落合先生独自の方法論を紹介されました。
最後には、現代ではオンライン授業の増加やツール・リソースの入手が簡単になっているため自由度が高いこと、ぜひそれを活かして考えていって欲しいとの展望を述べられました。

最後には質疑応答の時間が設けられ、新入生以外の学生からも様々な分野に関する質問・悩みなどが矢継ぎ早に寄せられましたが、落合先生には時間を超過しながらも新入生の質問に手際よく答えていただきました。
オンライン上ではありましたが、新入生をはじめとする学生たちにとって非常に刺激的な、実りある講演会となりました。

この講演会の模様は11月23日(月)まで、manabaで動画配信されました。