題目:日本の地域社会の良さを見つける多言語で伝えることの大切さと難しさ
講師:青木優氏(株式会社MATCHA代表取締役社長)
開催日:2019年11月15日(金)
場所:筑波大学 本部棟5階大会議室


2019年11月15日(金)、「中央ユーラシアと日本の未来」公開講演会として、株式会社MATCHA代表取締役社長の青木優氏をお招きし、「日本の地域社会の良さを見つける多言語で伝えることの大切さと難しさ」という題でご講演いただきました。青木氏は大学時代に1年間休学してバックパックで世界一周し、その後社会人になってから企業されました。どんなに優れた文化でもそれをきちんと発信する人がいなければいけない、という信念のもと会社を経営されています。現場に赴いて日本の地元の魅力をできるだけ深堀りし、それを優しい日本語を含んだ10言語で発信することで、世界一の日本観光メディアを目指している。青木氏は、MATCHAの起業経緯、事業の紹介をそのように説明されておりました。自分のやりたいこと、できること、時代に即したものをやりたいという青木氏の講演には、説得力がありました。観光とは国の光を見ることであり、他国にはない日本の魅力を伝えたいという青木氏の熱量を感じられる講義で、講義中に聴講者も意見を出す場があるなど、双方向で非常に活発な講義となりました。