アルティンベク・キジ・チョルポン
インターンシップの初日、私たちは、北海道後志総合振興局の方と会う機会がありました。後志総合振興局地域政策課の山陰龍也さんが出迎えてくれ、「ShiriBeshi留学」についての講義をしてくださいました。このプログラムは、主に北海道の繁忙期(12月から3月)に起こる労働力不足を補うために始めたものです。奇しくも、日本の大学生は2月から3月末まで春休みなので、その間観光業界で外国人との交流ができるなどの実地体験を行うことができます。
後志総合振興局では、日本人の大学生を募集しているほか、ワーキング・ホリデービザを持つ外国人も活用しています。ワーキング・ホリデー制度は、二国間の取り決めに基づき、日本と相手国の若者が、主に休暇を過ごす目的でそれぞれの国に入国できる一方、休暇に付随する活動として渡航資金を補う目的で就労することを認めるものです。
下の表は、日本政府が特定の国のパスポート保持者に発給したワーキング・ホリデービザの数です。
2023年8月1日現在、日本は合計29の国・地域とプログラムを導入しています。
出典:https://www.mofa.go.jp/j_info/visit/w_holiday/index.html
私は昔「Work and Travel」と呼ばれるアメリカへのプログラムに参加したことがありましたが、このようなビザがあることを今回初めて知りました。この2つのプログラムの主な違いは、日本へのワーキング・ホリデービザは、現地に到着してから仕事を探すことができるという点です。一方、「Work and Travel」ビザの場合は、まず自国で雇用主を見つけることが義務付けられています。