2024年6月14日(金)、トルクメニスタン政府代表団が筑波大学を来訪し、加藤 光保 副学長・理事(教育担当)ら本学関係者とともに、円卓会議を行いました。トルクメニスタン側からは、文化省国際関係部長サパロヴァ・マヤ氏、外務省アジア太平洋部一等書記官ベルディエヴァ・ゴヴヘル氏、国立文化研究所科学部長ジャンマメドヴァ・サフラグル氏をはじめ10名が出席しました。本学側は、加藤光保副学長のほか、NipCAから臼山利信教授、小野正樹教授、塩谷哲史准教授、山本祐規准教授らが参加しました。円卓会議では、オグズハン工科大学への本学による教育支援を中心とした、トルクメニスタンと本学のこれまでの教育・文化における交流の歴史について振り返り、今後はより強固な科学技術分野における交流の発展を期待していることを確認しました。
また、同日夜、マグトゥムグリ※生誕300周年記念トルクメニスタン文化の日コンサートを開催しました(主催:駐日トルクメニスタン大使館、共催:筑波大学)。
会場では、本学博士課程に在籍しNipCAともかかわりの深い石山実弥さんが、トルクメニスタンの方と共同で司会を務めました。
当日は600名を超える観衆がノバホール(つくば市)につめかけ、日本ではなかなか接することができないトルクメニスタンの音楽に聞き入り、ダンス、ファッションショーや文化展示を楽しみました。
今後、本学とトルクメニスタン諸機関との更なる連携が期待されます。
※マグトゥムグリ……トルクメニスタンの詩人、思想家。それまで外国語で書かれることが多かった文学作品をトルクメニスタン語で創作した。