私の出身はウズベキスタンで、大学もタシケント国立東洋学大学を出ました。国際政策を専攻とし、中でも日本研究科に在籍して学位をとりました。卒業論文では、政治や社会における日本女性役割について調べました。私は日本女性とウズベク女性の間に類似点をがあると考えていて、日本にはジェンダー平等の分野で学べる事例があると考えています。
そこで修士課程では「女性の起業家精神」という興味深いテーマに絞り込むことにしました。私は、日本で女性の起業を推進している政府機関に焦点を当て、その戦略、ビジョン、成果を分析しています。この研究がウズベキスタンにおける女性ビジネスへの理解促進や、女性ビジネスの立ち上げを支援する団体のロードマップとして役立つものにしたいと思っています。筑波大学での留学は、政治学や研究手法に関する知識を深めることができる良い機会となると思っています。
私の人生において日本はいつも生活の一部にありました。学生時代からUJC(ウズベキスタン・日本人材開発センター)に所属し、日本の文化や伝統に親しんできました。大学1年の時には、ウズベキスタンの文化と伝統を日本の人々に伝えるために大阪を訪れたこともあります。この旅の後、また日本に戻り、日本人のライフスタイルを取り入れたり、色々な名所を訪れたりして、もっと日本のことを知りたいと考えるようになりました。もちろん、今は日本語が上手になることも目標の一つです。