2025年2月17日(月)、ウズベキスタン外務省傘下の世界経済外交大学(UWED)で学務担当第一副学長を務めるウマロフ・アクラム博士が筑波大学を訪問し、さまざまな学術活動を通して学生や教職員と交流を深められました。日本・ユーラシア研究プログラム(SPJES)リーダーのダダバエフ・ティムール教授の司会のもと、ウマロフ博士はSPJES修士課程学生を対象としたセミナーを開催し、主要な地域課題に関する専門知識を共有しました。さらに、博士課程学生向けには、ソーシャルネットワーキングと研究助成金獲得スキルに関する専門セミナーを開催し、学術的および専門的能力開発に関する貴重な知見を提供しました。また、大学院生には就職戦略について講演し、卒業後の労働市場をナビゲートするための助言を行いました。
講義とセミナーの傍ら、ウマロフ博士と日本財団人材育成プロジェクト責任者の臼山利信教授は、世界経済外交大学と筑波大学日本財団中央アジア・日本人材育成プロジェクト(NipCA)間の協定に署名しました。このパートナーシップは、SPJES・NipCAフェローの中央アジア労働市場における競争力強化を目的とした、デュアルディグリーコースの促進を目指しています。この連携は、この地域の学生の学術交流を強化し、グローバルな機会を創出するための重要な一歩となります。