アルチンベクキジ・チョルポン

 

石垣島研修で、「ゴミ拾いをする」と最初に聞かされたとき、最初に浮かんだ疑問は「日本の海岸にゴミが落ちているわけがない!」でした。しかしほどなくして、海から海岸に流れ着くゴミのことだと理解しました。

当日は早起きして、バスで指定されたビーチに向かいました。到着すると、「オーシャン・プラスチック」社の創業者である田中秀典氏とそのチームが出迎えてくれました。田中氏は私たちのガイドで、日本でプラスチック製買い物袋の有料化が始まった2020年7月1日から、毎日このビーチを清掃しているそうです。

必要な道具(手袋やゴミ袋)を揃えた後、私たちはゴミを拾い始めましたが、その量の多さに大変驚かされました。歯ブラシやガラス瓶、ペットボトルもありました。一般的に5mm以下のプラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれ、海の魚はこの小さなプラスチックをエサと勘違いして食べてしまいます。その結果、病気になることもあるそうです。現在では、人間も毎週5g程度のマイクロプラスチックを摂取しているそうです。マイクロプラスチックは、私たちの水道水や他の生産物にも含まれていることが確認されています。この恐ろしい統計結果は、私たち一人ひとりが、持続可能な生活を始める責任があることを示しています。例えば、コーヒーカップや水筒は再利用できるものを使うべきでしょう。

これは、最も謙虚な経験のひとつです。ゴミの多さに、チーム全員が「もっと長くいたい」と思いました。さらに、最も美しい朝日を見ることができました。まさに壮大な眺めでした。

このような活動に参加することで、人類が大切な地球や海、動物に何をしているのか、もっと多くの人に知ってもらいたいと思います。