2024年3月6日(水)~14日(木)、NipCAプロジェクト担当教員の山本祐規子准教授が、米国フロリダ州マイアミで開催された第67回Annual Meeting of the Comparative International Education Society (CIES)に出席されました。

CIESは比較教育学の分野で最大級の国際学会で、120カ国から4000人以上の会員が在籍しています。今年度の学会はオンライン会場(3月6日~7日)とオンサイト会場(3月10日~14日)に分かれて開催され、山本准教授はオンサイト会場に参加し研究発表を行いました。今年の学会のテーマは「The Power Of Protest」でテーマに関する様々なセッションが行われたそうです。

 

学会4日目の3月13日(水)に、山本准教授は近年の日本のユニークな英語プログラムにおけるEMIに着目し、”Spotlight Asia Spotlight on International Students: Perspectives from East Asia”というセッションで”English Medium Instruction in Japanese Higher Education: Issues and Expectations for the “Dejima” Model of English-Taught Programs.  “という研究テーマで発表されました。

この研究で、日本の英語プログラムに在籍する留学生にとって日本人教員の英語のアクセントが課題になることが多いが、教員が明瞭に専門分野の内容を伝える事、またインターラクティブな学習環境を作ることとがより大切であるという事が分かったそうです。山本教授にとって今回の学会は現地で参加する6年ぶりの学会だったそうで、様々なセッションに参加したり、世界中からの研究者たちのとの交流をし、とても有意義な学会となったそうです。