2024年10月9日(水)日本・中央アジア友好協会(JACAFA)のヴルボスキ京子会長、ヴルボスキ・サソCEOと同窓生4名(アゼルバイジャン2名、ウズベキスタン1名、タジキスタン1名)が筑波大学を訪問し、施設見学や交流フォーラムなどを行いました。

午前中は、NipCAスタッフと共に本学キャンパス内にあるエンパワースタジオとプラズマ研究センターを見学していただきました。午後は、日本財団・JACAFA主催で“Japan Eurasia Exchange Forum: Human Resource Development and Innovation in Eurasia”を開催しました。フォーラムではJACAFA同窓生4名と在学中の第5期NipCAフェローのトゥルスナリエヴァ・アジャルさんによる、自身の研究テーマについてのプレゼンテーションがあり、活発な議論が交わされました。

最後に、キャンパス内の筑波デミで懇親会を開きました。本事業で支援する中央アジアからの留学生の連携を継続することにより、中央アジア地域の社会課題解決に資する有機的なネットワークを築いていってくれることを期待しています。

フォーラムで開催されたトピックは次のとおりです。

1.「可能性と包括性:カザフスタンの水管理と農業開発における農民の知識の貢献」トルスナリエヴァ・アジャル(カザフスタン、2023年度NipCAフェロー、筑波大学)
2.「ユーラシア大陸における職場力学の文化的差異」ハジエワ・エルミラ(アゼルバイジャン)
3.「ウズベキスタンのIT分野における人材育成」ゾキロフ・ルスタム(ウズベキスタン)
4.「情熱への旅」ラフモノワ・ルハフゾ(タジキスタン)
5.「ユーラシア大陸における最近の移民動向」イスカンダロフ・アナー・(アゼルバイジャン)