筑波大学NipCAプロジェクトでは、この度、中央アジア・コーカサス地域の文化とSDGsへの理解促進のため、オンラインによる第2回中央アジア・コーカサス映画上映会を開催することになりました。

第2回目となる今回は、ウズベク・ニューウェイブの傑作として名高い、中央アジアでもっとも長く活躍した女性監督であるカマラ・カマロワの代表作『苦い果実』(1975)を日本初上映します。

1938年にブハラでカマロワは、全ソ国立映画大学卒業後はアニメーション作家として活動し、1975年に最初の長編劇映画『苦い果実』を撮り、最新作『どこにも続かない道』(2022)に至るまで、中央アジア出身の女性監督としてもっとも長く活躍している映画作家です。代表作である『苦い果実』では、13歳の少女ナルギズ、親友ラリ、ガキ大将エルキンを中心に、子供から大人になっていく過程にある少年少女たちの田舎での一夏が描かれます。子供を主人公に据えながら、従来の子供映画と似たところのないその映像は、ウズベク・ニューウェイヴと讃えられました。

今回の上映会では、今回は解説を作品上映の後に設け、参加者からのご質問にお答えする予定です。

ぜひご参加ください。

 ————-

上映作品:カマラ・カマロワ『苦い果実』(1975年、61分)
ロシア語・ウズベク語/日本語字幕付き

日時:2025年10月24日(金)19:15〜21:30

【スケジュール】
19:15 Zoom開場.   ※お早めにお入りください
19:30 事前説明
19:45 映画『苦い果実』(61分)上映
20:50    解説   梶山祐治(筑波大学准教授)、 宗野ふもと(筑波大学助教)
21:30 全体終了

※初めにZoomで作品解説を行なった後、Vimeoへ移動します。
ご案内は、「上映会場開場」時にいたします。

会場:オンライン (Zoom、Vimeo)
対象:本学学生、本学教職員、一般

申込方法:本映画上映会は Zoom を使用します。
下記申込フォームにて参加登録をすると、どなたでも無料でご参加いただけます。

※当日、Zoomが繋がらないなどの相談は受けられませんので予めご了承ください。

<申込フォーム>(定員500名)
https://us02web.zoom.us/meeting/register/V5eSaiUfSm-qzEtbdDE-wg

主催:筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」
協力:D6モーション・ピクチャーズ、JACAFA財団、筑波大学 国際局、学生部、グローバルコミュニケーション教育センター社会貢献委員会、 スーパーグローバル大学事業推進室、グローバル⁺リーダーシップ教育プログラム、人文・文化学群、社会・国際学群、アルマトイオフィス、タシケントオフィス

問合せ:NipCAプロジェクト担当事務室
TEL: 029-853-4251 / Email: info[at]genis.jinsha.tsukuba.ac.jp ※[at]は@に置き換えてください
Website: https://centralasia.jinsha.tsukuba.ac.jp/