カザフスタン出身のアイザダ・バディエワです。ナザルバエフ大学で数学の学士号を取得しました。

学士課程では、医学論文を専門的に翻訳していました。それがきっかけで、若手研究者やボランティアで構成される組織(「Medsupportkz」)に所属し、CIS諸国の医療スタッフ向けにCOVID-19に関する最新の研究論文を翻訳・要約しています。また、パンデミック時の精神衛生問題や衛生・安全対策についての認識を高めるプロジェクトにもボランティアとして参加しました。

現在、私は公衆衛生学学位プログラムに在籍しています。私が育った町でも環境問題があったことから、子どもや新生児の重金属環境曝露に関する研究テーマには特に関心を寄せています。

将来的には、放射能汚染への曝露率が異なる地域における先天性心疾患に関する疫学調査と、カザフスタン共和国セメイの若年成人における心血管疾患率の追跡調査を行う予定です。