当プロジェクトの担当教員である、山本祐規子准教授が
2022年4月18日~5月22日にかけて開催された
国際学会Comparative and International Education Society (CIES)の第66回の年次大会(66th Annual Meeting of the Comparative and International Education Society) に参加しました。

今回、米国ミネソタ州のミネアポリスで開催された本大会は、長引く新型コロナウィルス蔓延の影響のためオンサイトとオンラインでのハイブリッド開催となりました。
今年は「ILLUMINATING THE POWER OF IDEA/LISM」を学会のテーマに据え、3000名以上の比較教育分野の研究者や実務者が集まり、開催期間中、活発な学術交流が行われました。

山本先生は学会発表期間二日目の4月19日(水)、21:00(ミネアポリス現地時間)より、 “Inclusive Pedagogy for Globalizing Higher Education: Evidence from Primary Qualitative Research on English-medium University Practices” という題目の研究成果の発表を行いました。

この研究は本学のイスマイロフ・ムロド助教と共同で行っているEMI研究の一環で、国際化する大学における英語の授業についての分析結果を基にした報告でした。この発表は“Inclusion, innovation, and leadership in different educational levels”というセッションで行われましたが、山本先生はこのセッションのチェアも努めました。

時差の関係上、アメリカ現地からの参加は多くありませんでしたが、その代わりアジアを中心とした様々な国の研究者との意見交換ができ大変有意義な機会を持てたそうです。