NipCAプロジェクト協力教員の二ノ宮崇司氏が「国際会議 文明のクロスロード15『比較類型論研究のプリズムを通して、異なる文化、民族性、言語の相互理解2』」で研究の成果を発表しました
2023年3月11日、プロジェクト協力教員の二ノ宮崇司氏がタシケント国立東洋学大学が主催する「国際会議 文明のクロスロード15『比較類型論研究のプリズムを通して、異なる文化、民族性、言語の相互理解2』」に参加しました。
この会議は、ウズベキスタン及び日本研究に関する学術会議であり、ウズベキスタン、タシケント国立大学東洋学大学で開催されました。ウズベキスタン、日本、カザフスタンの研究機関の代表が参加しました。
二ノ宮氏は、「カザフスタンにおける発達障害者のための「やさしいカザフ語」と「やさしいロシア語」の作成過程」という題目の研究成果の発表を行いました。この発表において、カザフスタンの政府、社会がドイツにおける「やさしい言語」運動をもとに、「やさしいカザフ語」と「やさしいロシア語」運動をいかに展開していくのがよいのかということが提案されました。特に、発達障害者に焦点が絞られており、日本における外国人のための「やさしい言語」とは対象者が異なります。
会議には多くの言語学者、社会学者が集まっており、ウズベキスタンやカザフスタンの発達障害者や「やさしい言語」についての意見交換する貴重な場となりました。