2024年8月19日(月)~9月13日(金)、2024年夏季キルギス共和国日本センターロシア語1カ月スキルアップコース(26日間)がキルギス共和国の首都ビシュケクで行われました。今回は、本学からの3名を含め9つの大学(東京外国語大学、早稲田大学、上智大学、神戸市外国語大学、大阪大学、京都外国語大学、金沢大学、島根県立大学)から21名が参加しました。このプログラムは、ロシア留学が困難になった現在、ロシア語を公用語とするキルギスにおいて、ロシア語を学ぶ学生に語学の研鑽を積む機会を提供する目的で、筑波大学と、JICAプロジェクトが支援するキルギス日本センター(KRJC)、キルギス国立総合大学が協力して立ち上げました。

そのため、本プログラムは日本の大学でロシア語を主専攻、または第二外国語として学んでいる学生を対象としており、 58時間のロシア語コース(初級および中級)と、8時間のキルギス語入門コース、20泊のホームステイ、キルギスの学校訪問、キルギス人生徒や大学生との交流プログラム、国際協力の現場視察、イシククル湖ツアー(オプション)から構成されています。遊牧・イスラム文化や雄大な自然に触れながら、生きたロシア語を存分に学び、キルギスの人とつながることができ、また研修前・研修中・研修後を通して、日本語での手厚いサポート​が得られることが本プログラムの特長です。

現地では、授業、ホームスティ先で多くの時間を生のロシア語に接しながら語学研修をすることができました。また、海外での生活に適応しながら、いろいろな人との交流を通じて多くの気付きがあり、キルギス共和国の文化や社会の多様性などを学ぶ貴重な体験をすることができました。

*参加学生のレポートは、以下のリンクよりご覧いただけます。