2022年9月29日にNipCAプロジェクトの学生であるヴァザノヴァ・アサルが、筑波大学で開催された2022年日本ウズベキスタン学生フォーラムに参加しました。

このフォーラムはウズベキスタンと日本について異なる視点から研究を行っている学生に広く門戸の開かれたフォーラムとなっていました。このフォーラムでは「日本における狐異類婚姻譚の変遷」や「戦間期日本におけるドイツ映画受容」など、日本に関する非常に興味深い研究が発表されました。

バザロヴァ・アサルは国際公共政策学位プログラム修士課程の学生として、フォーラムに参加し、「野心ある女性起業家の経験とウズベキスタンにおける政策(2019-2022年)の枠組み」という題で研究発表を行いました。発表者にとって、ウズベキスタンの女性起業家へのインタビューから得られた知見を多くの人と共有する素晴らしい機会となりました。

また、ウズベキスタンを研究する他の学生の発表テーマは以下の通りです。

・「中央アジアにおけるティムール像の変遷」

・「ウズベキスタンにおける移動、集合と民俗」

・「ウズベキスタンのSTEMにおける女性の関わり」

・「ウズベキスタンにおける女性の活動」

日本ウズベキスタン学生フォーラムでは、様々な分野の研究発表が行われ、参加者は目と耳両方を用いて情報を得られるフォーラムとなっていました。また、発表の終わりには、参加者から新たに考えるべき視点を示唆するような質問も受けました。質疑応答の時間に、学生たちが積極的に質問をし、発表者の専門的な話をより聞こうとしていたのも印象的でした。

今回のフォーラムは、発表者の方々が、ウズベキスタンや日本の学術界に貢献しようとする熱意が伝わり、非常に活発で実りのあるものとなりました。

来場いただいた方々にとっても、視野を広げる良い機会になったのではないかと考えています。