NipCAプロジェクトの教員である山本祐規子准教授が、地元の高校生を対象にSDGsに関する連続講義を行いました。 これは、筑波大学の社会貢献活動の一環として行われたもので、2022年12月に常総学院高校、茗溪学園中学校高等学校、土浦日本大学高校の3校を訪問しました。  

 

【 常総学院高等学校 】

2022年12月14日、山本准教授とNipCAプロジェクト研究員のLilia Kocharyanさんが常総学院高校を訪問し、約50名の生徒を対象にSDGsについての講義を行いました。  英語だけの講義を受けるのは初めてという生徒が多く、最初は緊張している様子も見られました。しかし、ワークショップを通して徐々に緊張がほぐれ、講義の最後には英語で意見を述べる生徒もいました。


 

 

 

 


【 茗溪学園中学校高等学校 】

2022年12月19日、茗溪学園中学校高等学校でもSDGsに関する教育交流が行われ、山本准教授とNipCAフェローのMunira Malakbozovaさん, Maftunakhon Mavlonovaさん and Yulduzkhon Suvanovaさんが同校の茗渓JRC同好会を訪れました。 同クラブのメンバーは、地域レベルでSDGsの達成に貢献するため、積極的に活動しています。 高校生たちは、自分たちが行ってきた活動について英語でプレゼンテーションを行い、 発表後は、小グループに分かれ、SDGsについて意見交換を行いました。 中央アジア諸国の人々との交流は、どの生徒にとっても新鮮な体験だったようです。

高校生たちは、中央アジアの人々がどのように生活し、考え、行動しているのかに強い関心を寄せていました。


 


【 土浦日本大学高等学校 】

2022年12月23日、土浦日本大学高等学校にて、同様にSDGsに関する英語講演会が開催されました。 山本准教授は、国際開発目標の概要と日本の取り組みの現状を中心に講演を行いました。 また、講演中のワークショップを通じ、生徒同士でディスカッションを行って自分の考えを英語で発表する機会を持ちました。講義の後は、日本社会が抱える問題をいくつか挙げ、自分たちにできそうな小さな一歩を考えてもらうことにしました。 講義終了後も残って質問やコメントをする学生もおり、非常に活発なセッションとなりました。

 

 


これらの連続講義は、生徒たちが英語でのコミュニケーション能力を実践で試すとともに、私たちや未来の世代が直面する現在および将来のグローバルな問題への意識を高める良い機会となりました。また、山本准教授も高校生との交流を楽しんだとのことです。 

 

本イベントのシリーズは、筑波大学DESIGN THE FUTURE機構が企画した「筑波大学SDGs発信月間」でも取り上げられました。(https://www.osi.tsukuba.ac.jp/sdgs/eventinfo_jp/eventinfo_jp-2157 )